5.君まではあともう少し
作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里
雲に浮かぶ 空の大地を
太陽がくぐり ぬけた
白いラインは 君の好きな
キャミソ一ルみたいだね
春風の奧に 熱を しのばせた
脫ぎたがりの夏は もうすぐそこ
ぼくはいつも 想われるより
想いこがれる ほうで
風をさがす 紙ひこうきは
飛べるまで あと どれくらい?
つぼみの上に 虹がかかって
開くまで あともう少し
レ一スして いるみたいだね
黑い雨が 車の窗に
はがれずに 殘っている
ラバ一ソウルを履いた君の
記憶も 殘っている
來年のことを 氣にしないで買った
はやりの服に 腕を 通してみる
君に會える そんな氣がして
上著を とりに 戾る
まだ早くて 少し寒くて
とりあえず もう一枚
はにかむような 天氣だけれど
待っている なんてできない
選んでる 服は君色
外は 七色 街の音樂
ふりかえった人も やがて すぐに
今いる場所を 去ってゆくから
早變わりする 著がえた季節
追いかけるぼくを 呼んでる
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